ビザ申請はオンライン申請ができる!活用方法を簡単解説
申請前に登録を行う
外国人の入管への在留資格申請が、オンラインで申請できるようになっています。
外国人から依頼を受けた企業の担当者は、事前に入管へ行って利用者申出をしてオンライン申請することの登録を行います。
利用できる期間は1年間。以後、定期報告を行うことで期間更新されていきます。
申請を入管に行かずに行うことができ、在留カードは郵送で受け取ることができます。
行える申請は、在留期間更新許可申請、在留資格変更許可申請、就労資格証明書交付申請、また、外国人を日本へ呼び寄せる在留資格認定証明書交付申請なども行うことができます。
オンライン申請が可能な在留資格は、「外交」「短期滞在」以外。
つまり、技能実習・特定技能・技人国など行うことができます。
事前に入管にいって登録しなくちゃいけないんですね
外国人従業員の代わりに会社の担当者が登録する場合、入管に会社の信頼性を証明するために必要な書類などもあります。
会社の担当者が代わりに申請できる
外国人職員の受入企業の職員、技能実習の監理団体の職員、特定技能の登録支援機関の職員などが行うことができますが、入管協会の講習会に参加し、申請等取次者として入管から承認を受けている必要があります。
もちろん、外国人本人も、マイナンバーカードがあればオンラインで在留資格申請を行うことができます。
オンライン申請に必要なもの
ICカードリーダライタとJPKIクライアントソフトというものが必要になります。
ICカードリーダライタとは?
ICカードリーダライタは、ICカードの電子情報を読み込む機器です。
在留資格申請のような行政手続きをオンラインで行うためには必要になってくる機器です。
例えば、確定申告もマイナンバーカードをこれで読み取って、自宅で確定申告を完結することができます。
そんなに高価なものではなく、安いものですとネットで1000円程度で売っているのを見かけますし、大体数千円程度で買うことができるものです。
JPKIクライアントソフトとは?
JPKIクライアントソフトとは。
「JPKI」とは、「公的個人認証サービス」の略です。
「公的個人認証サービス」とは、国が提供するサービスで、行政手続をオンラインで行うのに、オンライン上のやり取りやデータの安全性を保護するものです。
国民は、オンライン上で行政手続きを行うときは、この「公的個人認証サービス」を利用して行うこととされています。
公的機関が提供しているダウンロードページでこれをダウンロードして(無料)、利用することになります。